Sambaのインストールと設定(WindowsネットワークでTurbolinux7をファイルサーバとして使う)

Turbolinux7をインストールしたPCをより活用するためにsambaを導入しました。

        

  

circle09_yellow.gif Sambaとは何 ?(日経Sambaの体験イントールとTyrbolinux7の上書きインストール)

  • Sambaは、LAN上の他のWindowsパソコンとデータの共有するためのソフトの一種で、これを活用することにより、Linuxを導入したPCをファイルサーバーとして使用したり、相互にデータのやり取りをすることが可能になります。

circle09_yellow.gif Mlracle Linux for Samba日経 linuxエディションのインストール

  • Turbolinux7を導入するために購入した本「こんなに簡単Turbolinux7」には、sambaに関する説明がほとんど書かれていなかったので、「日経Linuxという雑誌のSamba特集」を購入し、まずsambaを使用してみることにしました。
  • Mlracle Linux for Samba日経 linuxエディションのインストールにあたっては、PCからTurbolinux7をインストールした2GBハードディスクを取り外し、前回エラーの発生した3GBのハードディスクを使用してみました。
  • 日経 linuxの説明手順に沿って、付録のCD-ROMからインストール作業を行ったところ、何故かハードディスクのエラーも発生せず、順調にインストールが進み無事完了。
  • インストールに引き続きsamba設定用のSWATを起動して、指示どおりsambaの設定を行い、LANに接続もすることができました。
  • インストール後Miracle Linuxを使用してみましたが、sambaを使用するための最低限の構成のため、付属しているソフトも少なく、デスクトップデザインも好みの物ではありませんでした。また、samaの設定も理解できたため、やはりTurbolinux7でsambaを使用することに決め、Miracle Linuxをインストールした3GBのハードディスクにTurbolinux7を上書き再インストールしました。
  • このTurbolinux7の再インストール時に、Windows98MEインストール済みSCSI接続ハードディスクをマウントし、併せて手持ちの2GBハードディスクをBドライブとしてIDE接続で増設しました。  
  • 最終的なハードデイスクの構成はこの様になっています。

○ hda1  boot ← IDEハードディスク1 bootセクタ     

○ hda2  swap ← IDEハードディスク1 swapエリア

○ hda3  ext2 ← IDEハードディスク1 データエリア

○ hdb1  home ← IDEハードディスク2 データエリア

○ sda1  windows ← SCSIハードディスク Windowsインストール済

右の画像は現在のDISK類の使用状況です  →

  • Turbolinux7インストール完了後の再起動で、前回エラーが出て使用できなかったSeagate3GBのハードディスクは、何故か(今でも原因不明)問題が解決していて無事に起動しました。

 circle09_yellow.gifTurbolinux7へのsambaのインストール

  • Turbolinux7の標準インストールでは、sambaがインストールされないので、カスタムインストールでsambaを選択してインストールを実行するかturbopkgというパッケージの管理ツールを使用してsambaを選択・追加インストールする必要があります。

circle09_yellow.gif ambaのインストールの手順

  1. samba及びsamba関連ソフトを雑誌の中のリストで探したところ、付録CD-ROMのNO.2に収録されていました。
  2. 私は、sambaのインストールにパッケージの管理ツールを使用しましたが、その手順は rootでX Window Systemを起動し、Kメニューの[Turbolinux]−[パッケージ管理ツール]を選択する(KDEの場合)。メンテナンス画面からCD-ROMを選択。
  3. CD-ROMを挿入すると自動でマウントされます。
  4. 画面上のリストを↑↓キーでスクロールしながらsambaとsamba関連のソフト(samba・samba-debugtools・smbfs )を複数選択し、spaceキーを押して確定した後でインストールを実行します。(項目の移動はTabキーを使用)
  5. インストール状況が表示されるので、完了後パッケージ管理ツールを閉じます。

パッケージ管理ツール]のスクリーンショットです→

circle09_yellow.gif sambaの設定

  • sambaをインストールしただけでは、ファイルの共有ができないため、viエディターを使用して、各種の設定を行います。

 ← viエディタでsamba.configを開くまでのコマンドです。

  • viエディターを使用する以外に、SWATを使用して画面の指示に従って簡単に設定する方法もありますが、私の環境では(インターネットの各種Tipsを参考に、いろいろ設定を変更したにも関わらず)セキュリティの設定が引っかかっているらしくSWATを起動させることができませんでした。

circle09_yellow.gif sambaの具体的設定内容

  • インターネットの各種Tips及び日経linuxの記事を参考に、最低限の設定としてsamba.configを左の画像ように変更しました。
  • 赤枠の部分が書き加えた部分です。
  • viエディターは慣れないと使いづらいのですが、今回sambaの設定に使用したviエディタの使用方法を簡単に解説します。

  • viエディタを使用するため、KDEパネルの上の画像の赤丸のアイコンをクリックしXターミナルを起動します。
  • viエデイタでsamba.configにコマンドを入力するには、その都度挿入モードに切替え、削除や保存の時はESCキーでモードを切替えます。
  •  i →挿入モードへ切替
  •  esc →モード切替
  •  x →1文字削除
  •  dd →1列削除
  •  ZZ →保存終了
  •  samba.configを更に下方にスクロールしてpasswordをnoからyesに変更します

  • 続いてWindowsと共有するためのホルダの設定を行います。(今回は/tmpを共有にしました)

circle09_yellow.gif WindowsPCの設定内容

  • sambaでファイル共有のため、LANに接続しているWindowsPCに、TCP/IPの導入と、Microsoftネットワーククライアントを追加する必要があります。
  • ネットワーククライアントを追加します
  • ワークグループもLinuxマシンと同一にした方が良いでしょう

  • WindowsPCかLinuxマシン(Localhost)が確認出来ました。   Localhostのプロパティを見ると、なぜかWindowsNTとして認識されています。

  

 circle09_yellow.gif sambaの導入が無事終わって

  • 「Mlracle Linux for Samba日経 linuxエディション」で、sambaの設定に使用したSWATをTurbolinux7で起動できなかったため、viエディタでsamba.configを書き換えて設定したが、コマンドでの入力が少しずつ理解できてきた。
  • このページの作製に使用したsamba設定画面のハードコピーも、linuxとWindowsで相互にファイル共有が出来たため、スムーズに行きました 

 

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