1号機の改造(AMD Athlon1.2GHZ)レポート

book_yellow.gif ギガヘルツCPUへの憧れと改造に至った理由

  • このところ、あまりパソコンをいじっていなかったのですが、最近のCPUのクロック周波数向上はめざましく、ついこの間やっと1GHZに達したと思っていたら、今Pentium4などは、2GHZが販売されています。
  • もちろんパソコンの処理速度は、CPUのクロック周波数が全てではないのですが、今まで880MHZまでしか体験していない私としては、なんとなくギガヘルツCPUに対する憧れのようなものがありました。
  • また、CPUのクロック周波数競争のおかげで、ギガヘルツCPUもかなり値段が下落してきたことも、今回の改造に踏み切った大きな理由です。

book_yellow.gif 使用したパーツ

  • 改造にあたって、今回もコストパフォーマンスを考え、AMD製のCPUを使うことを決めていましたが、近所のショップで、すこし前に発売されたABIT KT7A(2001.1発売)というマザーボードが安くなっており、インターネットで調べたところ、オバークロックのための設定が豊富であることがわかったため、購入しました。
  • マザーボードの対応するCPUは、Socket AのAthlon及びDulonで、1.2GHZまでとなっていましたが、価格のこなれたAthlon (Thunderbird,PGA,FSB 266MHz,L2 256KB) を搭載する事に決めました。
  • 今回の改造に使用したマザーボードとCPU・メモリ(125MB)の合計は約25,000円ですが、この改造によって、また数年は見劣りすることなく1号機を使用出来ることを考えれば、高くはないと思います。
  • 本来は、VGAやHDDもアップグレードしたいところですが、家の奥さんの専用マシンで、主な使用目的が、ビジネスアプリケーション・インターネット・Email・HP作成・デジカメ画像処理などで、スペックとしては充分我慢できるため、そのうち気が向いたら追加改造したいと思っています。

     

 ○ 今回使用したマザーボードとCPU・CPUFAN          ○ ピンポケですが、Athlon 1.2GHZです

book_yellow.gif 改造後の感想

  • Athlonは電源に注意する必要があると聞いていたし、本来300Wが望ましいのですが、1号機の電源ユニットが250Wしかないため、ひょっとすると、容量不足でケースごと買い換えかと心配しましたが、現在のところ問題なく安定動作しています。
  • 最近のマザーボードは、CPU回りの設定がジャンパーではなく、全てソフト(BIOS)で変更できるため、非常に楽でした。
  • 今までのCPU(K6−3)450MHZと比較すると、明らかにきびきびとした動作で、処理速度の速さは実感出来ますが、自作3号機(Athlon 880MHZ)と比較すると、あまり早さは体感できない気がします。
  • ついでに、今まで1号機で使用していたマザーボードとCPUは、2号機に転用したため、おまけとして2号機のアップグレードも併せてできてしまいました。
  • マザーボードを変更する場合、OS(Windows)も再度インストールする必要があると、雑誌か何かで読んだ記憶がありますが、私の場合は、それまで使用していたハードディスクをそのまま使用しています。(交換後最初の起動時に、各種ハードウェアリソースが読み込まれ、順次変更されるため、今まで問題になったことはありません)
  • ベンチマークソフト(HDBENCHI)で、処理速度を測定したところ、古いハードディスクが足を引っ張り、ハードディスクの処理速度が遅いのが気になりました。転送速度(ULTRA ATA100)を生かすためにも、そのうち換装しようと思います。

   

 ○ ベースにマザーボードとCPU・メモリを取り付けた状態        ○ ケースに組み込んで、各種ケーブル類を接続したところ

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