アドの車椅子(サスペンション仕様) 2004年2月
☆コンセプト
1. 可能な限り軽量化を図る
2. ベアリングを使用し、ころがり抵抗を低減する
3. 路面のショックを吸収し腰への負担を減らすため、サスペンションを取り付ける
4. フレームの組み立ては、ボルトとリベットを併用する
〔フレーム〕
- リアのフレームは12×18mmのアルミ角パイプを使用する
- フロントのフレームは、細めのアルミ板材を使用する
〔レッグサポート〕
- レッグサポートにウレタンパイプを使用し、パイプ内部にアルミ丸棒を入れて整形する
- レッグサポートはフレームにタイラップで取り付ける
- レッグサポートは体型に合わせて、若干前下がりとする
- 必要ならば、レッグサポートの上にナイロンベルトを取り付けて下半身を安定させる
- リアフレームにナイロンベルトを取り付け、後ろ足を吊る方式とする
〔車軸・車輪〕
- 車軸はM5ボルトで長さ60mm(探すこと)を使用する。
- 車軸に5mmアルミ丸棒を使用することも検討する(ねじ切り加工必要)
- 車輪の中に直径8mm軸径5mmのベアリングを入れる(ベアリングの間隔はアルミパイプで調整)
〔サスペンション〕
- サスペンションのスプリングには、硬質ウレタンを菱形に整形し、圧縮して入れる
- サスの中のウレタンだけでクッションが不足する場合は、サスの上部にもウレタンを取り付ける
- もしウレタンクッションがダメな場合は、スプリングを使用する
- 車軸の保持には、12×18mmの角パイプを使用する
- 回転性能向上のため、下のサスペンションアームを若干長くして、車輪を内側に傾ける
- サスのアームには、アルミ凹材を使用する
〔肩当て〕
- 肩あてを開閉式にするかどうか検討する(DWP方式)
- 肩あての前に、ワンタッチナイロンベルトを取り付ける(DWP方式)
- クッション材として、ウレタンパイプを使用する
〔付属品〕
下のイラストは製作前にワードで作ったイメージ図ですが、コピーした時にフレームの線が若干ずれてしまいました。(面倒なのでこのままにします)