シンバちゃんの車椅子

2003.4.11 Prinさんから、私のホームページの掲示板に、「アドの車椅子を参考にしてシンパちゃんの車椅子を作りました」という書き込みをいただきました。

早速、Prinさんにメールをして、シンバちゃんの車椅子の画像を送っていただくようお願いをしたところ、快く引き受けてくれて、次のメールと一緒に画像を送ってくれましたので、皆さんの参考にしていただくためにご紹介いたします。

大変、お待たせしました^^画像をおくります♪
皆さんの役に立てればと思います。
経過のコメントも載せてみました。
シンバのページができるのを楽しみにしています。
よろしくお願いします。

☆コメント☆
シンバ(♂8歳)は昨年の11月にケガで椎間板ヘルニアになり、歩けなくなってしまい、おしっこもでなくなったので手術をしました。
圧迫された神経を回復させる手術をしましたが、その後も回復をみられず、再度12月に手術をしました。
前回、圧迫を取り除いた箇所に肉芽(にくが)組織が発生し、再び神経を圧迫していたようです。
2回目の手術で神経は回復し、おしっこも出るようになりました。
昨年の12月クリスマスを目前にやっと退院することができました。
ケガ以前の体重が6.8kgあったのに、退院時は6kgになっていました。800gは筋肉だったようです。

退院してから2ヶ月はお風呂でリハビリと体力回復を兼ねて温浴療法をしていました。
お正月にはアドちゃんの歩行器を参考にシンバ用の歩行器を作りました。(製作者は彼氏くんです^^)
シンバは麻痺ではないので、筋肉回復させるために後ろ足に紐を通して腰を持ち上げるようにしました。
少しでも後ろ足に負荷が掛かるようにです。
後ろの紐はなかなか、良いアイデアがなく未だに困っています。

今では歩行器がなくても少しだけ歩く事ができます。
家の中や芝生では後ろ足を引きずる事はほとんどあまりありません。
現在の体重は6.5kgになり、筋肉もかなり回復しています。

 

これが、2度の手術にも耐えて頑張っているシンバちゃんです。

後ろ脚に刺激を与えるために足が地面に着いてます。

後ろ脚は歩いているように見えますね

体にピッタリのサイズです。

胸ベルトはクロスさせているんですね!!

後ろ脚を動かすことができるよう、車軸の間に空間を作っています。

・シンバちゃんの車椅子は、リハビリ効果を出すために、後ろ脚が地面に少し着くように工夫して、腰の部分をちょうど良い高さに吊り下げるようにしています。

・材料にアルミパイプを使用して、車軸をうまく止めています。これなら後ろ脚を自由に動かすことができますね。

・後ろの紐はうまいアイデアがなくて困っているとのことですが、シンプルで、後ろ脚も動かしやすく、うまく工夫されていると思います。

・この車椅子はPrinさんと彼氏さんの合作だそうですが、シンバちゃんのリハビリにも効果があり、今では少しなら車椅子無しで歩けるようになったそうです。

・シンバちゃんが、一日も早く車椅子を必要としない生活に戻れるといいですね。

・Prinさん、ご協力どうもありがとうございました。きっと皆さんの参考になると思いますよ。