2004.10.16 犬用車椅子(メイちゃんの車椅子)

・ 2004.9.24 Fさんから、車椅子の製作についてお問い合わせのメールをいただきました、13歳になるウエルシュコーギーのメイちゃんがヘルニアで腰を悪くしてしまい、「何とか以前のように散歩できればと色々病院に行ったりしましたが、春くらいから段々と歩けなくなってしまい、家族皆で心配していた」そうです。

・ メールでは、「どうしたものかと悩みながらネットを検索した所、犬の車椅子の製作などについて私のホームページを見つけ、ホームページに有った図面を頼りに何とか製作してみました。」とのことでした。

・ ただ、その時は小さな車輪しかなかったために、草の上や悪路が歩きにくいとのことで、車輪をどこで購入できるか問い合わせをいただきました。

・ メールで車輪を販売しているお店(東急ハンズ)とフントの車椅子やさんをお知らせしたのがきっかけで、Fさんとのメール交換が始まり、私のホームページへ情報提供していただくことになりました。

・ それでは、Fさんの製作したメイちゃんの車椅子をご紹介します。

車輪を大きいものに変えてから、最初に送っていただいたメイちゃんの車椅子姿です。13歳ということですが、若く見えますね。フレームの素材はアルミ板です。

その後、Fさんのアイデアで、車椅子に旅行用キャリアからはずした取っ手を取り付けました。リード代わりになるだけではなく、車椅子のバランスを取るためにも役に立つそうです。

Fさんはなかなかのアイデアマンです。雨の散歩用に胸あてと右の写真のレインコートを取り付けました。

一番最初の車輪が大きすぎたため、上の写真のタイヤに交換したそうです。

メイちゃんは、一日5回も散歩に連れて行ってもらってるそうです。ホント可愛がられているんですね〜これなら、路面が濡れていても汚れません

「車椅子のお陰で本当に楽になりました。無かった時は体重12kgの犬を抱えて、近所の公園や土手まで行ってそこで腰を持って上げながら散歩させていたました」とコメントをいただきました。

ハンドルがリード代りになってます・・・

Fさんは日曜大工が得意な方だと思います。プラスチック素材のフレームの作り方をメールでお知らせしたら、さっそく室内用の車椅子を作っちゃいました。

室内用車椅子もメイちゃんにピッタリのサイズで、重量バランスも良く、シンプルでとてもよく出来てます。メイちゃんの目が輝いてますね

Fさんから嬉しいコメントをいただいたので、ご紹介します。

車椅子、そして図面の公開まで行ってくれたhiroさんのホームページに出会えたお陰で、自分でも車椅子を作れる事を知り、そして拙いながらも製作でき、動けなくなってから元気を無くしてた犬が、走り回れるようになりました。

また、メールでのお問い合わせにもご親切にご対応頂き、タイヤの購入
場所に付いてお教え頂き、本当に助かりました。

作った車椅子で、動けるように成ってからは、じっとしてた時よりも目の輝きが違い、いつも行ってる獣医さんも驚くほど、見る見る元気を取り戻し、今では動けてた時よりも走り回って遊べるように成りました。

本当になんと御礼を申し上げたら良いかと思うほど、家族一同感謝しております。本当に有難うございました。

Fさん、情報提供どうもありがとうございました。

私のホームページの情報が、Fさんのご家族やメイちゃんの役に立ってホントに嬉しいです。

ハンドル・胸あて・レインコートの取り付けは、とても良いアイデアだと思います。Fさんだけではなく、私のホームページに情報を提供していただいた皆さんの車椅子は、それぞれオリジナリティがあって、教わることも多いですね。私も皆さんに負けないように頑張りたいと思います。