ロードレーサー KUOTA KHARMA(2004.8製作)
2004年8月末、新しくロードレーサーを作りましたので紹介します。
今まで使用していたアンカーロードのフレームサイズ(ホリゾンタル500mm)がどうも小さく感じるようになってきたため、新しいロードレーサーを作ることにしました
当初はビアンキやトレックなどの完成車も検討しましたが、8月は完成車のモデルチェンジの少し前の時期であったため、どのメーカーも在庫が少なく、希望の車種やサイズが手に入りそうもなかったので、昔のランドナーと同じようにフレーム単体で購入し自分で組み立てることにしました。
新しいロードレーサー製作にあたってのコンセプトは次のとおりです。
・ヘッドチューブの長さを、3Renshoスポルティーフのフレームと同じ525mmとする。
・アンカーの総アルミフレームは硬くて、路面からの衝撃がもろに伝わり疲れやすかったので、適度なしなやかさを持ったフレームにする。
・これから長く乗ることを考え、できる限り良いもので飽きがこないものとする。
・アンティークな自転車も好きだが、ロードはやはり性能が一番なので、最新の部品構成で思いっきり現代的な自転車を作る。
フレーム購入にあたってはCOLNAGOなども検討しましたが、雑誌のインプレなども参考にして、最終的にはタニサイクルさんで取り扱っている、元Proロードレーサー今中大介さんがやっているインターマックス社のカタログからイタリアKUOTA社のカルマ(スローピング500mm)に決定しました。
KUOTAカルマはフルカーボンフレームでありながら、比較的お手頃価格で仕上げも良いのでお勧めです。
また、使用する部品はシマノデュラエースをメインに、ネットやカタログから希望の物をチョイスして決定しました。
フレーム以外の部品は全てネットで調達しましたが、フォークコラムのサイズ、ボトムブラケットの規格、ハンドルバーの太さ、フロントディレイラーの取り付け(直付け・バンド)などは種類がありますので、購入にあたっては注意が必要です。
今回のロードレーサーのパーツ構成は、次のとおりです。
フレーム KUOTA
/Khalma (カーボンコンポジット)
ヘッドパーツ KUOTA
/フレーム添付品
フロントディレイラー シマノ/FD-7703Fトリプル
リアディレイラー シマノ/RD-7700GS
チェーン シマノ/CN-7701
チェーンホィール シマノ/FCW-7703トリプル[170mm]
スプロケット 9S/CS-7700[12~25T]
BB シマノ/BB-7703[68×118mm]
STIレバー シマノ/ST77003トリプル
ブレーキ本体 シマノ/BR-7800
ハンドルステム デダ/NEWTON26ステム[100mm]
ハンドルバー Deda
215 430mm
サドル サンマルコ/2003
NEW ERA K Ti[ブラック]
シートピラー KUOTA
/フレーム添付品[SP9]
完組ホィール EURUSクリンチャーHG
タイア ミシュラン プロレース
700-23C
ペダル WELGO
/ チタンシャフトSPDペダル
ボトルゲージ エリート/PATAO74 シルバー
サイクルコンピュータ シマノ/フライトデッキ(コードレス)
バーテープ ベロ/カーボンルックバーテープ[ブラック
ボトル CAMPAGNOLO/WB4-RE25
ウォーターボトル
ポンプ GIYO(ジーヨ)/GM-02ロード用高圧ミニポンプ
フレーム単体で購入したカルマは、フォークコラム、シートピラーまでオールカーボンです。
BBをまだ取り付けていないので、プラスチックカバーがついています。エンドはアルミです。
フレームに部品を全て組み付けたところです。専用工具が必要なBB、ヘッドパーツ取り付け、フリーの取り付けはタニサイクルさんのお世話になりましたが、他は全て自分で組み上げました。
フレームの色はいわゆるカーボンカラーで、カーボン繊維の上にクリアコーティングしているため、繊維の継ぎ目が見えています。
2004.10.1現在で770kmほど走りましたが、KHARMAに乗った感じは、路面のショックを良く吸収してくれるのに、フレームのたわみなどは全く感じません。
重量自体も軽いのですが、乗っていても走行抵抗が少なく軽い感じで、とても気に入っています。
2024.08.10 スペシャライズドのAETHOS(エートス)を購入しましたので、スペックを記録します。
AETHOS SPORT - SHIMANO 105 サイズ52 カラー:グロスフォグティントカーボン/デューンホワイト